AI議事録を3方式で比較|会議内蔵・文字起こし・外部参加型の選び方

AI議事録を比べるとき、要約のきれいさだけを見ても決めきれません。
会議を開くサービス、記録を始められる人、共有される相手が違うからです。

ここでは、Google Meetの会議内蔵型、Microsoft Teamsの文字起こし型、Zoom AI Companionの外部会議参加型を例に、選ぶ順番を整理します。
料金や対象プランは変更されるため、機能の仕組みを比べ、契約条件は公式ページで確認してください。

まず「誰が記録を始めるか」で3方式を分ける

方式 例 向く場面 先に確認すること
会議内蔵型 Google Meetのメモ生成 Meet中心で、主催者が共有先まで管理したい 対象プラン、主催者権限、受信者、対応言語
文字起こし型 Microsoft Teamsのライブトランスクリプト 発言記録を見ながら会議し、後で原文を確認したい 開始権限、保存先、ダウンロード権限、言語
外部参加型 Zoom AI CompanionをMeet・Teamsへ招待 複数の会議基盤をまたいで要約したい カレンダー連携、参加者表示、同意、退出方法

方式が違えば、同じ会社の製品でも設定や共有範囲は同じになりません。
導入前に、主催者と参加者のどちらのアカウントに何が残るかを確かめます。

Google Meetはメモの受信者と主催者権限を見る

Google Meetの公式ヘルプでは、対象となるGoogle WorkspaceまたはGoogle AIのプランが必要で、主催者がメモの受信者を設定できると案内されています。
主催者管理が有効な会議では、開始・停止できる人も限られます。

Meetを普段使っていても、自分の契約で同じボタンが出るとは限りません。
「利用できるか」「誰に届くか」「一つの会議で使う言語」の順に確認します。

Teamsは文字起こしと要約を同じものと考えない

Microsoft Teamsのライブ文字起こし公式案内では、会議中に文字起こしを開始し、対応言語を選ぶ手順が示されています。
文字起こしは発言の確認材料になりますが、それだけで決定事項や担当が正しい形に整理されるとは限りません。

原文を残したいのか、要点を共有したいのかを分けます。
保存・閲覧・ダウンロードの権限は、組織の管理設定も影響するため、個人の画面だけで判断しないでください。

外部参加型は便利さと参加者表示をセットで考える

Zoomの公式ヘルプでは、対応プランと設定がそろえば、Zoom AI CompanionをGoogle MeetやMicrosoft Teamsの会議へ参加者として招待し、文字起こしと要約に使えると説明されています。
会議基盤をまたげる一方、カレンダー連携や管理者設定が前提になります。

外部のAI参加者が会議に入る方式では、参加者へ見える名称、招待のタイミング、停止したときに退出することまで確認します。
取引先の会議へ勝手に追加せず、利用目的と記録範囲を事前に伝えます。

15分の模擬会議で比べる項目

同じ架空の会議を使い、次の5点を各候補で確認します。

  • 「実施する」と「条件がそろえば実施する」を区別できたか。
  • 担当者、日付、金額を原発言と照合できるか。
  • メモや文字起こしを受け取った人は誰か。
  • 不要な共有を取り消す、または整理する手順が分かるか。
  • 無料枠や試用後に利用できなくなる機能は何か。

要約の文章だけで点数を付けず、会議前の合意から共有後の整理まで通します。
具体的な初回手順は、AI議事録を初めて使う前の確認で確認できます。

無料試用では、精度より先に管理画面を見る

模擬会議の前に、管理画面で保存期間、削除、共有範囲、管理者による制御を確認します。
画面に項目があっても、自分の契約では変更できない場合があります。
個人アカウントと組織アカウントで、同じ機能が同じ条件とは限りません。

試用を終えたときに、作成済みのメモや文字起こしがどうなるかも確認します。
有料化しない場合に閲覧できなくなるのか、書き出せるのか、削除手順が残るのかをメモしてください。

顧客名や実際の会議内容を入れなくても、権限と共有の流れは確認できます。
まず架空の会議で管理機能を通し、業務データを使う判断は組織の規程と契約条件を確かめてからにします。

選び方の結論

普段の会議基盤が一つに決まっているなら、内蔵機能から確認する方が権限と保存先を追いやすいでしょう。
発言を細かく見直したいなら文字起こし、複数基盤をまたぐなら外部参加型が候補になります。

ただし、機密情報の入力可否、保存地域、学習利用、保持期間は契約や管理設定で変わります。
無料登録や試用へ進む前に、公式のデータ取扱いと管理者設定を確認してください。

方式を選んだ後は、AI議事録の費用対効果で、削減時間と確認・修正時間を4週間そろえて比較できます。

確認日:2026年9月16日。実会議の録音比較ではなく、各社公式案内を基に方式を整理した記事です。