ブログ記事設計の始め方|公開前までの9ステップ
記事設計は、見出しを先に作るだけではありません。
読者の疑問を一つに絞り、根拠と独自情報を集め、サイト内の役割まで決める工程です。
ここでは、一枚の設計メモから公開前確認までを9ステップで進めます。
9ステップの全体像
| 手順 | 作るもの | 確認する質問 |
|---|---|---|
| 1. 読者を決める | 読者の状況を一文 | 誰のどの場面か |
| 2. 主質問を決める | 狙う検索意図 | 読後に何を判断するか |
| 3. 既存記事を調べる | 重複・親子関係 | 新記事が必要か |
| 4. 競合を調べる | 共通点と不足点 | 何を追加できるか |
| 5. 根拠を集める | 公式情報と確認日 | 断言できる範囲はどこか |
| 6. 独自情報を決める | 実測、比較、画面、判断表 | このサイトでしか加えられないか |
| 7. 見出しを並べる | H2・H3構成 | 理解の順番になっているか |
| 8. 導線を決める | 内部リンクとCTA | 次に何を読むか |
| 9. 公開前確認 | タイトル、meta、画像、リンク | 検索結果と本文が一致するか |
1. 読者を「属性」ではなく「場面」で決める
「副業初心者」だけでは範囲が広すぎます。
「会社員で、週末にブログを始めたいが、無料ブログとWordPressで迷っている人」のように、判断の場面まで書きます。
年齢や職業は、説明内容に本当に影響する場合だけ使います。
2. 読後に解消する主質問を一つ決める
検索キーワードをそのまま記事目的にせず、読者が何を決めたいかへ言い換えます。
「ブログ 費用」なら、初期費用を知りたいのか、月額を比較したいのか、回収できるか判断したいのかを分けます。
一記事で答える主質問が決まると、不要な見出しを削りやすくなります。
3. サイト内の重複を先に調べる
同じ疑問へ答える既存記事があるなら、新規記事ではなく改稿や統合を選びます。
似た記事が必要な場合は、基礎、手順、比較、失敗、FAQなど役割を分けます。
タイトルだけ変えて本文の答えが同じ状態は避けます。
4. 競合は「まねるため」ではなく不足を探すために見る
上位ページから、共通して説明される要素と、読者がまだ迷いそうな点を分けます。
料金の前提日がない、比較条件が揃っていない、操作後の画面がないといった不足があれば、自分の記事で補います。
競合ページの表現や構成をそのまま使わず、公式情報へ戻って確認します。
5. 公式根拠を集める
料金、機能、法律、契約条件は公式ページを優先します。
設計メモに、出典URL、確認日、記事で使う事実を書きます。
確認できないことは「要確認」として、執筆時に推測で埋めません。
6. 独自情報を一つ決める
操作時間、画面の迷いやすさ、条件を揃えた比較表、計算例、チェックリストなどを用意します。
装飾画像を増やすだけでは独自性になりにくいため、読者の判断が変わる情報を選びます。
Googleは、独自情報や十分な説明、明確な出典を含む、人を第一に考えたコンテンツを推奨しています。
7. 見出しを結論までの順番へ並べる
導入で結論と対象読者を示し、本文は全体像、判断基準、手順、注意点、次の行動へ進めます。
各H2へ「この章で解消する疑問」を一つ置きます。
見出しだけ読んでも話の流れが分かるか確認します。
8. 内部リンクとCTAを本文と同時に決める
前提知識は親記事へ、次の具体策は手順記事や比較記事へつなぎます。
CTAは、記事が扱う判断の直後へ置きます。
基礎記事に申込ボタンを急に置かず、必要なら比較や始め方の記事を一段挟みます。
内部リンクの実例は、WordPress内部リンク設計の事例で確認できます。
9. 公開前に検索表示と本文を照合する
タイトル、H1、メタディスクリプション、導入、最初のH2が、同じ主質問へ答えているか確認します。
アイキャッチ、カテゴリー、内部リンク、外部出典、CTAの遷移も確認します。
最後に、断言した箇所へ根拠があるか、事実と提案が混ざっていないかを見直します。
7要素の意味から確認したい場合は、ブログ記事設計とは?へ戻ってください。
9ステップの所要時間を採算へつなげる
工程ごとの時間を記録したら、記事原価と損益分岐の計算シートへ入力し、何件の成果で回収できるか確認します。
特定の工程を省いたときに起きる症状は、記事設計の失敗例で確認できます。
参考:Google検索セントラル「有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成」、Google検索セントラル「SEOスターターガイド」(2026年8月31日確認)

