内部リンクはテキスト・カード・ボタンのどれ?置き場所別の選び方

関連記事へのリンクをカードにしたら、本文が途中で切れたように見える。
ボタンを増やしたら、どれを押してほしいのか分からなくなる。
リンク先が同じでも、見せ方によって読者の読み進め方は変わります。

このページでは、内部リンクを「文章中のテキスト」「記事カード」「行動を示すボタン」に分け、置き場所から選びます。
クリック率を比較した実測ではなく、編集上の使い分け案です。
どの形式なら検索順位が上がる、という優劣を付けるものではありません。

読んでいる途中の補足は、テキストにする

用語を説明するために別の記事へ案内するときは、文の中にリンクを置くと、話の流れを保ちやすくなります。
たとえばEC費用の説明で、金額の内訳を確認したい人だけに詳細を案内する場面です。

注文数によって費用が変わるため、月額と手数料をそろえる計算例で自分の販売条件を当てはめてみてください。

「こちら」だけよりも、リンク先で分かることを表す文章にします。
Googleの公式リンクガイドも、リンクの文言と前後の文脈が、リンク先の理解に役立つと説明しています。
キーワードを不自然に詰め込む必要はありません。

一つの話が終わったところでは、カードも使える

章を読み終えた人へ、関連する実例を見てもらう場面なら、タイトルと画像を伴うカードが候補になります。
ただし本文中へ何枚も差し込むと、広告のように見えたり、続きの文章を探す負担が増えたりする場合があります。

たとえば、内部リンクの考え方を説明した後に「実際のサイトでどう整理したか」を案内するなら、64記事の内部リンク設計事例が次の読書候補になります。
カードの前には、この事例を読む理由を一文添えます。
ここで紹介しているのはカードの配置案で、このページのクリック率を測った結果ではありません。

カードには長いタイトルをすべて押し込まず、表示された状態で読めるかを確認します。
スマホでは画像、タグ、タイトルが重なっていないかも見てください。
画像が読み込めなくてもリンク先の内容が分かるように、記事タイトルを文字として表示します。

ボタンは、次の行動が具体的なときに使う

計算する、テンプレートを開く、条件を比較するなど、次に何をするかが決まっている場面に向いています。
本文中の補足説明まで全部ボタンにすると、強調の意味が薄れます。

同じ計算記事へ案内する場合でも、ラベルは「詳しくはこちら」より「費用の計算例を見る」の方が行動を理解しやすくなります。
ただし、リンク先が説明記事なのに「自動計算する」と書くのは不正確です。
ダウンロードや登録も、クリックした後に実際に起こることを示してください。

広告ボタンと無料資料のボタンが並ぶページでは、見た目だけでなくラベルでも役割を分けます。
読者にとって、どちらが外部サービスへの移動なのかが分かることを優先します。

3つの表示例を見比べる

次はすべて、同じ費用解説記事へ移動する表示例です。
同じリンクを3回置くことを推奨するものではありません。
本文に馴染ませたいのか、別の記事として紹介したいのか、次の行動を示したいのかを見比べてください。

このカードは文字だけで行き先を伝える簡易例です。
画像付きにする場合も、タイトルを画像の中だけに埋め込まないようにします。

同じリンク先でも、置き場所で選び分ける

置く場所 形式の候補 理由と注意点
本文の説明途中 テキスト 補足が必要な人だけ移動できる
比較を読み終えた後 テキストかボタン 次に確認する条件を具体的に示す
章末の事例紹介 カード 読む価値を一文添えて案内する
無料資料の案内 ボタン 形式・登録要否を別に表示する
記事を読み終えた後 少数のカード 似た記事を大量に並べず目的を分ける

形式は固定ルールではなく、読者の流れに合わせて選ぶものです。
同じURLを本文、章末、記事末へ続けて置く前に、その繰り返しが必要かも確認します。
異なる疑問に答える二つのリンクなら両方を残せますが、同じ説明を何度も読ませる必要はありません。

見た目を変えても、リンクとして機能するか確認する

カードやボタンの形をしていても、通常のリンクとして移動できない実装では、読者が困ることがあります。
公開前に、マウスだけでなくキーボードで選べるか、押すと意図したページへ進むかを確かめます。
Googleの公式ガイドは、検索エンジンがたどれるリンクの基本形として、href属性を持つa要素を示しています。

表示を変えた後は、スマホで一段落を読み、リンクを押し、戻って続きを読んでみます。
戻ったときに続きを探しにくいなら、カードの位置や数を見直す余地があります。

そもそもどの記事へつなぐか迷っている場合は、読者の疑問からリンク先を決める基本から確認できます。

確認日:2026年9月15日。作成・確認:副業スタック編集部。形式別の順位効果やクリック率の差は未検証です。