ライティング案件の始め方|応募前から納品までの8手順
ライティング案件は、文章を書き始める前に決めることの方が多い仕事です。
納品形式、文字数、修正範囲、報酬、支払日が曖昧なまま進めると、作業後に条件が増えることがあります。
公正取引委員会は、フリーランスへの業務委託では、業務内容、期日、報酬額、支払期日などの取引条件を、書面や電子メール等で明示するよう案内しています。
1. 書ける分野を一つに絞る
最初から「何でも書けます」と広げるより、仕事で使った知識、継続して調べている分野、操作経験があるサービスから一つ選びます。
専門家を名乗る必要はありません。
どこまでなら一次情報を確認できるかを明確にします。
2. 見本記事を用意する
公開可能な記事がなければ、架空の商品レビューではなく、公式資料を使った解説記事を一本作ります。
調査元、構成、表、推敲前後が分かると、文章だけより作業範囲を伝えやすくなります。
ランサーズの利用ガイドでも、提案前にポートフォリオを追加することが案内されています。
3. 案件票を五項目で読む
| 確認項目 | 見る内容 |
|---|---|
| 成果物 | 本文だけか、構成・画像・入稿までか |
| 分量 | 文字数、記事数、想定作業時間 |
| 根拠 | 指定資料、取材、一次情報の必要性 |
| 修正 | 回数、対象、追加作業の扱い |
| 報酬 | 税込・手数料・支払期日 |
一つでも重要条件が欠けていれば、応募文で確認します。
4. 実作業時間で見積もる
文字単価だけでは採算を判断できません。
調査、構成、執筆、画像、入稿、連絡、修正を含む総時間で計算します。
5. 提案文は案件ごとに変える
冒頭で応募理由、次に関連経験、進め方、確認したい条件、納期を書きます。
定型の自己紹介を長く貼るより、依頼内容をどこまで理解したかを示します。
6. 合意内容を記録する
作業開始前に、成果物、納期、検査方法、報酬、支払日、修正条件をメッセージ上へ残します。
条件が後から決まった場合も、確定内容を追記します。
7. 納品前に依頼文と照合する
表記、リンク、引用、画像、ファイル形式を確認します。
自分の文章として自然でも、依頼の基準を満たさなければ納品物としては不十分です。
8. 実績と採算を記録する
作業時間、修正回数、手取り額、次回も受けたい条件を残します。
受注件数だけでなく、継続しても負担にならない案件かを判断できます。
仕事内容の全体像はライティング案件とは?仕事内容と応募前の確認点で確認できます。
参考:公正取引委員会「フリーランス法特設サイト」、ランサーズ利用ガイド「提案編」(2026年9月8日確認)

